結局、自分がどうありたいか…なんですよね。

お久しブリです。

先週参加した講演の中に、日本の旧態依然とした試験制度についての話があり、
私が普段考えている話題でもあって、興味深く聞かせてもらいました。

その国を代表するような大学がどのような入学試験を課しているのかという話があったのですが、
世界では1次試験は知識を問い、2次は知識を活用するものが多いのだそうです。
しかし、当の日本は知識を問う試験ばかりが課されているのだそうです。

講演者の方は、その日本の入試制度や試験内容が世界との競争力を
押し下げているのではないかとおっしゃっていました。

だからこそ、これからの教育は知識を入れるだけでなく、もっと思考力を高めるようにすべきで、
そのためには古典や哲学をしっかり学ぶことが重要だと考えていると。

なるほどと思う反面、それを日本で実現しようとして通称「ゆとり教育」があったので、
なぜそれが受け入れられなかったのか、について意見を聞いてみたく思いました。

また、日本の学力TOP層の高校に通う学生の中にも、
日本ではなく、世界の大学へ意識を向け始めているそうです。

当然、具体的な大学名も出てきていたのですが、
日本の例として東大、そして世界の例としてハーバード大があげられていました。

画像の説明

そんな話を聞いたばかりだったので、このニュースには驚きました。
これが本当だとしたら、一体どうしたと言うのでしょうか?

試験不正で70人停学 ハーバード大「最大規模」

米ハーバード大学は、昨年の試験で発覚した大規模な不正行為の調査を終え、学生約70人を停学処分にした。同大学は調査、処分の詳しい内容を明らかにしていないが、停学は通常1~2年としている。米紙ニューヨーク・タイムズが2日報じた。同紙は「同大学で最大規模の不正」とした。

 不正は昨年5月に発覚。279人が受講した政治の授業の試験で、約半数が不正に関与した疑いが持たれ調査を受けた。停学のほか数十人が単位を「仮及第」とする処分を受けた。同大学では年平均17人が「学問上の不正」を理由に停学になっている。

 試験は自宅で資料に当たることが許されるリポート形式だったが、複数の答案の言葉遣いが全く同じだったり、酷似していたりしていたため、禁じられている他の学生との相談や、答案の引き写しが行われた可能性が浮上した。(共同)

【転載終了】

ハーバード大学と言えば、マイケル・サンデル教授。
何年か前に『これからの「正義」の話をしよう』で有名になりましたよね。

画像の説明

不正をはたらいた学生たちは、サンデル教授の話を聞いたのでしょうか。
それともこれが、今を生き延びる哲学の1つなのでしょうか…?

そんなことがちょっぴり気になるのでした。
ありがとうございました。

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