コバトンってどこで生まれたか知ってますか?
お久しブリです。
今日は学校見学会なるものに参加してきました。
その中で最初に伺ったのが「県立川越工業高校」です。
川越の丸広近くにあります。今回初めて校内に入りました!
校門を入ると、この立派な校舎が目に飛び込んできます。
「県立川越工業高校」と言えば・・・
実は『コバトン』のうまれたところなんですね。笑
コバトンは、埼玉県の県の鳥であるシラコバトをモチーフにした、埼玉県のマスコット。
埼玉県立川越工業高等学校に在学していた竹腰博晃によってデザインされた。当初は2004年に埼玉県で開催された彩の国まごころ国体の大会マスコットとして登場したものだが、2005年より県のマスコット、2014年より県の特命宣伝部長となった。
【転載終了】
失礼を承知で書けば、
工業高校というと何か暗いイメージと言うかなんというか…。
そんなことを勝手に想像していたのでした。
でも、それが全く違うんですよね。
百聞は一見に如かずとはよく言ったものです。
真摯な気持ちでものづくりに向き合う生徒と、それを見守る先生。
本当にいい学校だなと思いました。
はじめに電気科を見学したのですが、
女の子もいて、懸命に自分の課題に取り組んでいました。
何ていうのでしょう…目がいいんですよね。
ほんと一生懸命な、真剣なまなざしで作業をしているんですよ。
(それで思わず見とれてしまい、撮影を忘れてしまったという…ごめんなさい)
私は工業高校に詳しくないので、あまり偉そうなことが言えません。
ですから、今日は私が撮影した写真を紹介していきます。
これ(↑)は建築科を見学している時に見た、家の骨組み?です。
学校(校舎)の中に家があるのですから驚いてしまいました。
こちら(↑)はデザイン科。
タオル地をつくる機械を動かして見せてくれました。
説明してくださった先生はなんと「コバトン」のおじいちゃま。笑
コバトンをデザインした生徒さん(生みの親)を指導していたのだそうです。
写真は写せなかったのですが、
隣の教室では生徒さん達が型紙からオリジナルTシャツを作っていました。
また、機織り機もあって、鶴の恩返しの世界がそこにありました。笑
機械科は、まるで工場でした。
旋盤っていうのですか?
一人に一台あてがわれて実習に励むそうです。
(国家資格まで取れるとのことです…)
化学科で目を引いたのが人工宝石です。
ルビーやサファイアを作って磨くんだそうですよ。
一つくらい落ちていやしないかと下を見ながら歩いてしまいました。笑
外では、体育の授業でソフトボールをしていました。
グランドだけは、他の高校と同じ空気でしたね。
実習には生徒5~10人に先生が1人ついて、
しっかりと指導するのだそうです。
そうやって技術を伝承していって、
未来の日本が作られていくのだと感じました。
ものづくりはこれからさらに重視されていくと思います。
特に人の手が作り出すものに価値が認められる時代になるでしょうから、
そうした技術を身につけたい中学生はぜひ見学に行ってもらいたいと思います。
実習や課題は大変そうですが、そんなのはどこでも同じ。
でも、それを乗り越えた先に手に入れられるものは一生ものの知識と経験です。
学校の詳細は、実際に足を運んで確認するのが一番だと思います。
ものづくりに興味がある子は、説明会・体験入学へ参加してみましょう。
(そういう情報も全て川越工業高校ホームページにあります)
ありがとうございました。