ココも同じ

お久しブリです。

いまの当塾の授業スタイルにたどり着くまでには
かなりの時間と試行錯誤がありました。


以前は学校と同じ集団授業でした。
講師が前に立ち、決められたカリキュラムどおりに授業をします。

しかし、授業後の定着率の低さ、前学年の復習の必要性などを考えると、
どう考えても集団授業を続けるのは限界だと感じました。

むしろ、子どもたちに申し訳ないと思いました。
いま、この子には復習が必要だと分かっていながら、
集団授業ではそれが出来ないのです。

出来るようにしてあげられるのに、真っ直ぐそこへ辿り着けない…。
もどかしい日々でした。

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3.11を境に、自分の人生を後悔しないためにも、
授業スタイルをひとりひとりの学習状況に合わせるものに変えました。
かなり思い切ったことをしたと思います。

ただ、集団であることのメリットもありますので、
できれば孤立させた状態で学習させるのは避けたいと考えました。
そうやって今の状態が形作られていったのです。


数年前までは、このスタイルに保護者の方から理解を得るのにも大変でした。
「授業がないのは不安」という声を何度も聞きました。
(この場合の授業とは集団授業のことです)

しかし、考えてみれば、それは少しおかしいことなのです。

学校で授業を受けていて成果が出ない。
あるいは更なる成果を期待したい。

だから塾を探すのです。
それなのに塾でも学校と同じことをしている・・・。

それで成果なんて出るはずもありません。
そこには変化がないのですからね。


いまは塾生がしっかりと成果・結果を出してくれたお陰か、
そんなことをいう保護者の方は1人もいません・・・。

お陰さまでたくさんの方の理解を得ることが出来、
一緒に学ぶ塾生の数も増えました。

学習を通して自分を鍛え、強く育っていく。
今はそんな和光市・朝霞市に住む小中学生をもっと増やしていきたいと思っています。


課題もあります。

どうしても「評価がくだる」という事実に直面するため、
中学生(必要な子)に十分な復習をさせてあげられていないのです。

小学生の間はゆとりがあるので、十分復習を積めますし、
弱点補強、強みを見出してから中学校に入学という状態にもっていけます。

しかし、中学校からでは復習にあてる時間が足りません。
結局、長期休みか、部活を引退した中3夏に弱点補強をするしかないのです。

しかし、できれば早めに弱点は克服したい。
悩みは尽きません・・・。




子どもたちも社会も、状況は刻々と変化しています。
当塾は授業のスタイルを思い切って変えました。
昔のままでは通用しないと思ったからです。

さあ、学校はどうでしょう?

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教育の現状に怒っている人がいます。
何も変わっていないじゃないかと吠えています。

でも、それはあちらの国の話…とは思えないのです。
ココ(日本)も同じなのではないでしょうか…?



ありがとうございました。








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