戸惑うのは当たり前

お久しブリです。

今日で平成26年度が終わります。
明日からは平成27年度、環境が大きく変わる人もいることでしょう。

特に今年度受験生だった人たちは、
それぞれの選択した道を歩いて行くことになるわけです。
新学年を迎える人たちも、新しい状況に出会うことでしょう。


どうしても人は自分の選択が最良のものであることを願ってしまうものですが、
もちろん私も、その仕事柄、進路選択に関わっているのでそうなのですが、

それでも、未来というのはやはり不確かなもので、
こちらの思い通りに行かないということだってあり得る訳です。


特に新しい環境に飛び込むと、
最初のうちは違和感を覚えることがあります。

新しい環境は、今までの慣れた状況とは違いますので、
それはごくごく当たり前のことなのですが、

ただ、自分の選択が最良のものと強く望むのが人の常ですから、
どうしても多少の失望を伴ってしまうことがあります。
自分の選択は間違っていたのではないか…と。


未来は想像する他ないからこそ、
その通りでない現実を目の当たりにすると、ガッカリした気持ちも生まれてしまうでしょうね。

画像の説明

だからこそ、私はそういう気持ちになってしまう前に、
自分の選択の結果も、自分の未来も
全て自分で作り出すものなのだと考えて欲しいと思います。

自分の選択が最良のものであって欲しいと願うのと同時に
最良のものに(自ら)していこうと考えて欲しいのです。

新しい環境なのだから、慣れるまで時間がかかるのは当たり前、
時間をかけてよい未来をつくっていこうと思って欲しいのです。


何だか説教くさくなってしまっていますが、
はじめの2日や3日で、せっかく手に入れた新しい環境を
つまらないと即断してしまう人は意外に多いものです。

驚くことに、それで、その環境から手を引こうとしてしまう人もいます。
しかし、いくらなんでも結論を出すのが早すぎます。


全て環境は人が作り出すものです。
ですから、時間がかかるのは当然です。

自分が思っていたのと違う…という印象を受ける場合も
はじめのうちは、そういうことがあるかも知れません。

でも、最初の状況がそのまま永遠に続くことなんてことはありません。
これから(未来は)いくらだって変わる可能性があるのです。

画像の説明

すでにある何かを期待するだけではなく、
未だない、もっと自分にとって価値のある何かを求めて欲しいと思います。
自分の選択の結果は自分で出すのです。

新年度、新しい環境に向かう塾生たち、
目の前の状況に戸惑うことがあるかもしれませんが、

それは当たり前のことだと考えて、
自ら未来を切り開く気持ちを持ってほしいと思います。

ありがとうございました。


コメント


認証コード2295

コメントは管理者の承認後に表示されます。