夢が見つからない子の処方箋

お久しブリです。

不安だらけの高校受験を、合格通知を手にしながら「いい体験になった」と親子で振り返る『幸せな受験』へと導く専門家、ブリさんこと神澤武利です。

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受験を前に「あなたは何をしたいのですか?」なんて聞かれることがあります。
最近は志望理由や将来の希望を聞かれることが多くなりました。


よく夢が見つからないとか、何がやりたいか分からないとか、そんなことをいう子がいます。

こういう場合、よく大人は「もっとよく考えてみて」なんてことをいいます。

ですが、考えても出て来なかったから分からないのですよね。

こういう場合はどうすればいいのでしょうか。




これらの解決方法はたったひとつだと私は思っています。

『行動』です。

経験と言ってもいいかも知れませんね。


高校受験を例にすると、

色んな高校を見て回ったり、高校生と交流のある場所に出かけたり、
そういう子は何も行動しない子に比べて、高校へ行く目的を見つけやすいように思います。

○○高校の文化祭の実行委員になりたい。
○○高校で□□部に入ってインターハイに行きたい。
○○高校の雰囲気が好き。

どうせ高校に行くのなら、目的を持って行ってもらいたいじゃないですか。




新しい世界を知るには行動するしかありません。

その行動で失敗することがあるかもしれませんし、
期待通りの結果にならない場合だって多いと思います。

でも、家の中で、いつもと同じ風景を見ているだけでは
何も変わりませんし、新しい世界を知るなんて無理なのです。




今日親御さんに伝えたいのは、子ども達に行動を促して欲しいってことです。

「よく考えてみて」ではなく「色々挑戦してみなさい」と言って欲しいのです。

受験関連でいえば学校見学会や説明、各種フェアに行くことも行動です。
勉強関連でいえば、模擬試験や各種検定も一つの行動であり挑戦になると思います。

家庭内での役割や手伝いだって、この中に入ると思います。
地域のイベントに参加するのも良いのではないでしょうか。


もしお子(弟妹)さんが小さいのなら、
未知なるものに好奇心をもつように外へぜひ連れだして欲しいです。

別にお金のかかる場所でなくて構いません。

公園に行くでも、自治体などが運営するところに行くでも、
何かの体験教室に行ってみるでも、ボランティアに参加するでも何でも。

中学生になれば部活動などで忙しくなってしまいます。
ですから、行動する楽しさや大切さを小学生までに教えて欲しいと思います。


とにかく色々な経験を積ませて欲しいのです。

だって、動くのを億劫がって、帰宅すればずっとパソコンでゲームをやっている…
そんな子にはしたくありませんからね。

また、何でもかんでも自分のコントロール下に置こうとしてはダメですよ。
それだと自分から何もしない子になってしまいますからね。

ありがとうございました。







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