埼玉は恵まれている(初めての個別相談会)

お久しブリです。

志望校合格をゴールではなく、未来へのスタートにする専門家、ブリさんこと神澤武利です。

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初めて、いち保護者として、
私立高校の個別相談会に参加してきました!

今までは、塾講師の仕事の一環として
塾生の相談に行くことはありましたが、
今日は自分の子の相談のみ。

なんだか不思議な感じがしましたよ。




最近は某新聞社のおかげで、
埼玉県の高校入試の事前相談が問題視されていますが、

(その辺りは過去記事をご覧ください⇨クリック

今日改めて思ったのが、
埼玉は恵まれているということです。

受験前に、私立高校の先生と
じっくり相談できるんですからね。
それも個別にですよ。

実際に高校の先生からアドバイスをもらったり、
応援してもらったりすることも考えると、
受験生には良い刺激になると思います。




考えてみてください。
中学校の先生が何人分かをまとめて、
事務的に(人数が多ければそうなります)処理するのより
はるかに丁寧な仕組みだと思いました。

これこそ、中学校長向けに出された資料にある
『「自分を活かす」進路選択の支援』と
言えるんじゃないでしょうか。

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もちろん色々と批判されているように
問題はあるんだと思います。

それでも、こうして一人一人に関わる
私立高校の先生方の姿を見ていて、
一方的に批判するのは違うんじゃないかと思いました。

私立高校で行われる個別相談会は、
単に成績資料の突き合わせをするだけではありません。

高校生活のこと、受験のこと、
不安なことなど、どんなことも聞ける
貴重な機会なのです。


それに面談って、
やってみれば分かると思いますが、
本当に大変なんですよね。

私立高校の先生方は、
それを何時間も受験生に対してされている訳で、

その大変さを思うと、
これは感謝すべき制度なんじゃないかと思ったのです。




個別相談会は学校や時期によっては
何百人も受験生と保護者が参加します。

一人5分位で早めに終わったとしても、
1時間で12人しか相談できません。

そんな先生は珍しく、
場合によっては一人に20分も30分もかけて
相談にのってくれる先生もいます。

先生の人数だって限界があります。
20人の先生が対応にあたったとしても、
やっぱり何時間もの時間がかかるものです。

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今日は説明会終了から個別相談会まで
結局1時間以上の待ち時間がありました。

話には聞いていましたが、
本当に待ちくたびれました。

でも、個別相談会場に一歩入った時に、
それも仕方がないことだと思いました。

多くの受験生・保護者の方が、
熱心に先生方と話をしているのです。


自分たちの番が来て、
実際に相談が始まったのですが、

私の隣に座っていた子は、
高校の先生にずっと励まされてましたよ。

「まだ間に合うよ。」
「これからが勝負だよ。」

私は自分の子のことよりも
そっちの方が気になってしまいました…苦笑




中学校の先生に勧められ、
学校を一回も見ずに
受験し入学する。

そっちの方が、
楽かもしれませんが、
ミスマッチも起きやすいでしょう。


自分の子供に合う高校かどうかを、
自分の目と耳で確かめに行く。
そして疑問点は実際にその高校の先生に聞く。

成績資料の照らし合わせに行く…と
思いがちな個別相談ですが、

非常にローカルながら、
実は受験を自分のこととして理解しやすくなる
そういう制度ではないかと思いました。

ありがとうございました。





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