成績が伸びない子の親が言ってしまう口癖


お久しブリです。

塾に通う前にお子さんの成績を上げてしまう専門家、ブリさんこと神澤武利です。

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今日の話は、まぁタイトルの通りなのですが、
こんなことを言ってしまった経験はありませんか?

「今は何をやるときなのかなぁ?」
「ふだんは勉強しろって言わないよね?」

はい、このように、
"いうべき答えが決まってる質問"のことを
誘導尋問と言います。

法廷でも禁止されている行為ですね。

しかも子どもに対してだと、
ついつい嫌味ったらしく言ってしまうことが
あるのではないでしょうか?




子どもは悪意や嫌味には敏感です。

ましてや、いついじめられるかわからない
学校という世界で生き延びている小中生となれば、
相手の言葉に含まれるマイナスな感情をすぐに察します。

これって結局、
親が望む答えを言わないと
怒られるわけですよね?

それだったら、
はっきり勉強しなさいって言った方が
まだましです。

変に嫌味が混じると、
子どもは逆に親への信頼をなくしていきます。




あとよくやっちゃうのが
「どうしてそういうことするの?」
と感情的に言うこと。

例えば何か飲み物をこぼした時に
どうしてもこうしてもないですよね?

というか、こぼそうと思って
こぼす子はほとんどいません。
だからこの言葉には子供は答えられないんです。

そこで子供が泣きながら沈黙すると
「黙ってないでなんとか言いなさい!」

もうわかりますね。
親はたんに謝罪の言葉が欲しいんです。




でも、ちょっと考えて欲しいんです。

悪いことをしようとしてやった訳ではないのに、
子供はなんで謝らなければならないのでしょう?

後の面倒な片付けが突然発生、
そのことに謝罪を求めている?

一言、「次は気をつけなさい」とか
「今度はこぼさないようにしようね」とか
言えばいいだけなんです。




店員に土下座させてtwitterにアップ、
そんなニュースがありましたが
それと似ていますよね。

もうこれって漫画に出てくる
チンピラと同レベルですよ。

「なにさらしとんねん、われ」
「あやまらんかい」みたいな。笑

下手したら当たり屋です。

大人に比べたら明らかに
飲み物をこぼす可能性の高い子どもに
そんなものを運ばせたんですからね。

「ほら、やっぱりー」
なんて言ってしまう親御さんもいますけど、
結局、自分が正しいと思えれば気持ちいいんでしょうか?

そんなレベルの低い、
幅のない考え方やメンタリティでいてはダメですよ。




もし、親御さん自身が、
そのように言われて育ったのだとしたら、
ぜひとも思い出してみてください。

自分が子供の時に、
それを言われてどんな気持ちだったのかを。

気分良かった人なんていないはずです。

自分はそう育てられたかもしれません。
でも、だからと言って我が子にも
同じ思いをさせるんですか?

いまここでやめないと、
お子さんが親になった時に、
同じ事を繰り返してしまいますよ。

嫌味な言い方などは、
意識して断ち切りましょう。

ありがとうございました。





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