逃げるのは悪いことなの?
お久しブリです。
塾講師目線&父親目線で、塾に通う前にお子さんの成績を上げるちょっとしたコツを伝える専門家、ブリさんこと神澤武利です。
いつもお読みいただきありがとうございます。
よく受験生に向けて、
こんなことをいう先生がいます。
「受験までの数ヶ月を頑張れないんじゃダメだ」
「たった数ヶ月を頑張れない子が、
これから先を頑張れるはずがない」
「受験までの数ヶ月を頑張れないのでは、
社会に出た後、世の中で通用しない」
要は辛いことがあった時に、
逃げるのは良くないよって言いたい訳です。
おまけに、予言者でもないのに、
将来のことまで言及して脅してきます。
塾というのは、
ぜひとも受験を頑張ってもらいたいですし、
途中で諦めて塾をやめてもらうのも困るので、
そういうことを言いがちなんですね。
でも、私はこういうのに猛烈な違和感があるんですよ。
こういうことをいう先生って昔から嫌いなんですよ、私。笑
「逃げるな!」とかいう先生ほど、
実は自分は家庭のことから逃げていたりするんです。
まあ、どうでもいいんですがね…。
上の画像の詩は、
7月28日(木)の産経新聞に掲載されたものです。
地球上の生き物は、
逃げるのが普通なんですよね。
でも、人間界は違うようです。
特に、学生時代に
「逃げることは悪いこと」のように教育されると、
大人になってからも、
その呪縛から逃れるのは難しいです。
本来教育で身につけさせるべきなのは、
「逃げる」か「逃げない」かを
場面や状況に応じて選ぶ判断力です。
それなのに
「絶対に逃げてはならない」
としか伝えない教育者。
一体どうなっているんでしょう。
私としては、
「受験までの数ヶ月を頑張れないのでは、
社会に出た後、世の中で通用しない」
なんて言って、
無理やり勉強させるんではなくて、
「あの先生みたいになりたいから」と思ってもらい、
勉強に向かわせたいですね。
ありがとうございました。
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