英語で「ワレワレハウチュウジンダ」何ていう？
お久しブリです。
塾講師目線＆父親目線で、塾に通う前にお子さんの成績を上げるちょっとしたコツを伝える専門家、ブリさんこと神澤武利です。
いつもお読みいただきありがとうございます。
この間から、ずいぶん涼しくなってきたので
出していた扇風機を片付けようかと思っていたんですよね。
でも、最近、暑いのと涼しいのが交互に来ていて、
今日のように暑いと扇風機をどうしようかと…。
エアコンをつけるほどではない時に、
扇風機は助かるんですよね。
扇風機を見るとやりたくなるのが、
風呂上がりに扇風機を前にして
「あ〜〜〜〜〜〜〜」っていうアレです。
そしてたまに「われわれは〜宇宙人だ〜」って、
やってしまうんですよね。
え？やらないですか？？笑
それはともかく、
宇宙人と遭遇した時の定番のセリフ、
日本では「われわれは宇宙人だ」なワケですが、
（自分のことを「宇宙人だ」なんていうのか？
という疑問は横に置いておいて）
私は知らなかったのですが、
英語にも宇宙人と遭遇した時の
定番のセリフがあるのだそうです。
宇宙人に遭遇したことはありますか？
もし出会ってしまったとき、
きっとあなたは
「ワレワレハ宇宙人ダ」って言ってくれるのを
期待してしまうでしょう笑
ですが、これが英語圏だと
ちょっと違う台詞になるんです。
さて、なんというでしょうか？
take me to your leader.
っていうらしいんです。
（実際に言われたことがある人がいるかどうは知りませんが笑）
なぜ宇宙人が言語を使い分けるのかはさておいて笑
この文には
われわれは（we）も宇宙人（alien）という言葉も
使われていません。
つまり直訳しているわけではないということ。
これと同じことが挨拶表現でもみられます。
日本語では「こんにちは」とか「おはようございます」って言いますね。
けれど、英語では
good morning.（よい朝ですね）
となります。やはり直訳ではありません。
なぜこのような違いがあるのでしょうか？
どうして直訳ではないのでしょうか？
こうして英語表現が「どうしてそうなるのか」を考えてみると
英語の学習が深くなります。
さて、この２つの違いからなにがわかるかといえば、
日本語では
”事実”を述べてなにかを伝えることが多いのに対して
英語では
”意見”をはっきり述べて伝えることが多いということです。
「良い朝ですね」というのはその人の意見ですね。
「ボスのところへ連れて行け！」というのも
同じです。
日本人は、“事実”をいうことで、
言わんとすることを「察する」文化があります。
俳句や和歌の世界なんてその最たるものです。
「古池や 蛙飛び込む 水の音」
というのは、
情景しか述べていませんが、
日本人ならなんとなく言わんとすることが
感じ取れるのではないでしょうか？
むしろ、はっきりと自分の意見を述べるのが
あまり良しとされない文化が日本にはあります。
「言わぬが仏」ということわざもあるくらいですしね。
ちなみに、
夏目漱石は学生から
I love you.をどう訳すか？という質問に対して
「月が綺麗ですね」とでも訳しなさい
と言ったとか言わなかったとか。
これも目の前の”事実”を読み上げる日本語と
自分の”意見”をしっかりと伝える英語との違いが
はっきりと表れているんじゃないかなと思います。
つまり、本当の意味で英語表現を理解するというのは、
互いの文化とそれぞれの言語の持つニュアンス、
文脈を考えないとできないということです。
受験やテストではそこまで考える必要はありませんが、
せっかく英語を学ぼうと思うのであれば
そういった「文化の違い」まで踏み込んでみると
また違った楽しさがあるのではないでしょうか？
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【転載終了】
宇宙人に遭遇したら、
take me to your leader.
「ボスのところへ連れて行け！」
なんて言われるんですよ。
それも困った話ですよね。
はっ！缶コーヒのBOSSって、
だから宇宙人が出ている！？笑
ありがとうございました。
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